独裁というものは、システムや権力に敬意を払い、個としての人間を嘲笑することで、それは成される。
みんな、教育の正しさや間違いによってだと誤解しているけれど、敬意と嘲笑だからね。
戦時中を勉強してればわかると思う。そこが根源だから。
っていうときに、敬意とは内面に積み重なるものによって生まれるものだから、自己愛性障害は内面経験値が初期化されるために、この敬意というものを個としての人には持つことができない。システムや規則といったものに敬意を持つんだよね。
自己愛性障害の内面視点は目の前の時間の内側に全部があるということなんだけど、それはつまり目の前の内側以外に全部無いってことだから、目の前の内側にさえ全部が無くて、外にも内にも無いならどこにも無いという状態になるわけで、それを中身が空っぽという表現をした。