機械の頭には根付かない言葉

情報の検閲・編集・改竄・捏造・歪曲・操作によって、消滅することが決定付けられている日本で。

 キチガイの内面からは、自分が加害者であるという前提が消失している。自己が形成されていないというのは、自分を見ることができないという状態のことだ。
 よく猟奇殺人鬼などが他人を監禁をして、監禁された者が脱出をしようとすると、犯人が怒り出すという場面を映画や再現ドラマなどで観たことがないだろうか。あれは、自分の加害性・暴力性がまず前提にあるということが、本人からは消失しているために怒っているのである。
 このように自己愛性障害というのは、自己が無いことから方々に伸びて派生していく周囲への暴力や欲求やエゴなのである。そして本人には、その自覚が無いのだ。いつだって、周り(自分の目に映るもの)が間違っているのである。