機械の頭には根付かない言葉

情報の検閲・編集・改竄・捏造・歪曲・操作によって、消滅することが決定付けられている日本で。

 コロナ以後に一軒家を出てから、アパートの上下左右の部屋の住人のキチガイ率が100%で、びっくりしてます。世の中にはこんな度を超えたキチガイがいるんだ、という意味で。
 キチガイの定義というのは、キチガイ自身が自分のことをキチガイだとわかっていない状態のことです。強い言葉を使おうとして言っているのではなく、キチガイはどこまでもアタオカです。たとえば風邪だったら、いま自分は風邪を引いてるってわかるじゃないですか。大病とて、わかるものなんですよ。しかも、どいつもこいつも大抵はいい歳を過ぎた、過ぎすぎた大人です。人生のとても長い時間を何してたの?、って感じです。絶対に己自身を内省しては来なかったのだろうな、と。
 キチガイ遭遇率が高いのでいい加減に共通項がわかってきますけど、キチガイの特徴は時間を大きく捉えることができないことなのだと思います。やつらには、目先の時間しかないんです。相手を見て、自分を見ず。目先を見て、システムを疑わず、みたいなものでしょうか。スポーツ選手が試合で行うような、ゾーンに入るみたいな意味ではありません。通常であれば目の前の1分はそれを積み重ねると、一ヶ月とか一年になるじゃないですか。そんなことわかるじゃないですか。キチガイにとっての精神姿勢って、目の前の時間という現実の内側で、自分自身が自分の思考感情をどうやって騙すかなんですよ。それによって良くなることって、なにも無いじゃないですか。自分を見ることの先延ばしをしてるわけです。というより、若い頃の時間と老いた後の時間のように時間って均等じゃないから、余計に苦しくなるだけでしかない。普通はそれわかりますよね。世界にちゃんと出て、生きたことがあれば。なんか、それが無い感じなんですよね。
 つまるところ、そいつだけのことであればどうでもいいんですよ。でもキチガイって、なぜか自分の人生だけでなく意図して他人の人生をマイナスにしようとするから迷惑なんです。だから引きこもりとか自傷行為とかとは、その点では全く異なるんです。同じようなキチガイを見つけて、お互いに同じようなことをやりあってればいいじゃないですか。でも、なぜかそうしないんですよね。